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不眠症状に合わせたおすすめの漢方薬5選

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不眠症で悩んでいる人の中には、睡眠薬睡眠導入剤を処方されている人も多いと思う。だが、強い薬に頼ってしまうと、身体が薬に慣れて耐性ができてきたときに地獄を見る。アルコール依存などと同様に、どんどん薬の強さや量を増やしていかないといけなくなるからだ。そして、薬の過剰摂取で身体はどんどん疲弊していく悪循環に陥る

 

もちろん漢方薬も薬に分類されてはいるが、薬局やドラッグストアで買える市販の弱い薬なので、漢方薬で依存症になることはまず考えられない。それなのに、胃腸薬や風邪薬でも普通に使われているように、漢方薬は効果がきちんと証明されている。そこで、今日は不眠症におすすめできる漢方薬を5つ紹介したいと思う。

 

目次

 

1. 抑肝散(よくかんさん)

不眠症で処方される代表的な漢方薬で、主に入眠障害に対して効果があると言われている。なかなか寝付けない人や寝酒をやめたい人におすすめだ。神経の高ぶりを抑える効果もあるので、頭が冴えて眠れないような不眠症状に一番効果が出やすい。その意味では躁うつ病の人に合いやすい漢方薬で、医者から処方されることも多い。子供の夜泣きにも効くとされる。

【第2類医薬品】抑肝散 350錠

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2. 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散と似た成分だが、こちらは胃腸の弱い人向けに少し処方を変えている。効果は抑肝散とほぼ同様で、吐き気や嘔吐症状のある人にも処方される。僕は医者に処方されてからこれを飲むようになり、睡眠導入剤から解放された

 

ちなみにだが、漢方では体力のある人を「実証」体力のない人を「虚証」と呼び、それぞれに効く漢方薬は異なる。この場合では、抑肝散は虚実中間の人向け抑肝散加陳皮半夏は虚証の人向けの漢方ということになる。僕は昔からやせ形の虚弱体質だ。

【第2類医薬品】抑肝散加陳皮半夏 エキス細粒 48包

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3. 加味逍遙散(かみしょうようさん)

こちらは入眠障害というよりは、眠りが浅くてすぐに起きてしまう中途覚醒に悩む人におすすめの漢方だ。もともとは血流をよくする漢方で、女性向けとされることが多い。だが、自律神経失調症にも効果があり、その点では男性にもおすすめできる。寝付きはよくなったが途中で目が覚めるとなかなか眠れない人は一度試してみてほしい。

 

4. 加味帰脾湯(かみきひとう)

こちらは不安感などに起因した睡眠障害に効果がある漢方だ。躁うつ病というよりも、うつ病の人に合いやすい漢方薬と言える。

 

5. 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

こちらもうつ病の人に合いやすく、不眠症に効果のある漢方薬だが、うつ症状自体にもよく効くとされる。僕は躁うつ病双極性障害)だが、うつ傾向の強いときはこちらを市販で買って飲むようにしている。

 

おわりに

漢方薬は普通の薬と違って、食前・食間(空腹時)に飲むのが普通だ。「食べる前にのむ」でお馴染みの大正漢方胃腸薬のCMの通り、忘れずに食前に飲むように注意したい。

 

また、漢方薬の飲み方にも種類があって、薬のように水や白湯と一緒に飲む方法と、お湯に溶かしてお茶のように飲む方法がある。熱い飲み物を飲むこと自体にリラックス効果があり、上質な睡眠をサポートしてくれる。そのため、お湯に溶かして少しずつ味わいながら飲む方法がおすすめだ

 

漢方薬には独特の苦みがあるため、味わいたくなんかないと言う人もいるかもしれない。だが、「良薬口に苦し」と思って飲んでみてほしい。次第に苦みにも慣れておいしく感じるようにもなったりする。お湯に溶かして飲む場合は、錠剤よりも顆粒(かりゅう)タイプの方が溶かしやすい

 

漢方薬は医者に処方箋をもらうこともできるので、保険適用で安く購入することも可能だ。すでに睡眠薬睡眠導入剤を処方されている人は、一度かかりつけの医師に相談してみるのもいいだろう

 

 

「今日も寝れるだろうか。。」

寝ようと焦れば焦るほど、逆に寝付けなくなるものだ。そんな時は一度布団から出て、漢方でも飲んでほっと一息ついてほしい。ただし、重度の不眠症の人は、いきなりやり方を変えないように。医師と相談しながら徐々に慣らしていくように注意したい。

 

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