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会社に行きたくない人は実は行った方が楽になれる!森田療法で学ぶ「あるがまま」の生き方

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ヘルシーでハッピーな毎日を過ごすには、瞑想や運動などの行動習慣も大事だが、ネガティブな考え方やマイナス思考をコントロールする思考訓練も同じくらい重要だ。それには自己啓発本を読むのもよいが、実際に治療法として用いられる心理療法の考え方を理解することも大変有用だ。

 

ここでは僕が躁うつ病(双極性障害)から回復していく上で大きな影響を受けた「森田療法」から、会社に行きたくないときの考え方をまとめてみたい。

 

サザエさん症候群

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日曜日の夜にサザエさんを見ると反射的に月曜日の朝に出社しなくてはいけないことを思い出して憂鬱になることを「サザエさん症候群」と言う。だが、日曜日だけならまだマシで、毎日のように会社に行きたくないと考え続けてしまうような状態になることもある。

 

真面目な人ほど、そんな考えにとらわれてはダメだと考え、苦しみ、そしてますます会社に行きたくなくなる負のスパイラルに陥ることが多い。

 

その気持ちをあるがままに受け入れる

だが、会社に行きたくないという気持ちはそんなに悪いことだろうか?いろんな書籍やブログなんかを見ていても、そう思うことはさして珍しくもないことのように思う

 

会社に行きたくないというネガティブな考えを異物として除去するのではなく、「あるがまま」に受け入れた方が楽になれますよ、というのが森田療法の考え方だ。

 

みんな同じように会社に行きたくないものだということが理解できれば、そんな考えを捨てようと苦しむことが馬鹿馬鹿しくなってくる。まさに今苦しんでいる人は、視野が狭くなってしまい、自分だけに意識が向かい、他の人も同じように苦しんでいることに気づかなくなってしまうので注意が必要だ。

 

あるがままに受け入れたとしても会社には行った方が楽になれる理由

苦しんだ末に会社を休むという選択肢を取った際、その結果に一番苦しむのはその本人だ。会社を休むことで一時の安息は得られたとしても、会社勤めを続ける限り解決しない問題を抱えることになる

 

僕も会社を休んだ翌日の朝、さらに会社に行きたくなくなる経験を何度も繰り返してきた。そして、気づいた。会社に行きたくないから休むのは、現実逃避しているだけで、何の解決にもならない

 

嫌なことから逃げるのではなく、自分の気持ちを「あるがまま」に受け入れてしまった方が楽なのだ。熱っぽい?お腹が痛い?そんな言い訳を考えるだけ無駄だ。本当に体調が悪いなら、会社に行きたくないとは思わず、会社に行けないと思う会社に行きたくないと思っている時点で、本当は会社に行ける自分に気づいているわけだ

 

その日楽な方に逃げたとしても、問題は解決せず、罪悪感だけが残り、ますます苦しくなる。

 

自分が今日をどう生きたいかを考える

自分の弱さを「あるがまま」に受け入れた上で、本当に自分がやりたいことを考えてみる必要がある。夢ややりがいなんて大層なものなんかでなくていい。今日をどう生きたいか

 

自分は会社をやめたいか。やめたい理由は職場の人間関係だろうか。仕事の内容や待遇だろうか。はたまた、自分に正直に生きたいからだろうか。やめられない理由は世間の目だろうか。親への裏切りだろうか。はたまた、家族を守るためだろうか。そして、その理由は自分への誤魔化しや言い訳ではないか

 

頭の中を整理した上で、今日どうすべきかを考える。会社をやめたくて休むのなら、次への準備を始める必要がある転職に向けて求人サイトに登録してもいい。もしくは、自分で事業を始める計画を練ってもいい。はたまた、働かない生き方を模索する旅に出てもいい。いきなり退職届を書き出す人もいるだろう。また、副業を持つという考え方もあるだろう。

 

日本で生まれた森田療法

「森田療法」は大正時代に森田 正馬(もりた しょうま)によって創始された心理療法で、日本人の考え方や思考に大変マッチしたものとして知られる。

 

日々生きづらさに苦しむ人たちにはこう言ってくれる。

 

周りをよく見てほしい。みんな同じだよ。その気持ちは「あるがまま」に受け入れればいいさ。

 

森田療法などについて話してくれる病院はほとんどない。手短に話を聞いた上で、薬を処方する医者がほとんどだ。自分で調べた先に行くか、独学で勉強する必要があるのが実態だ。

 

おわりに

行動や生活習慣を変えることも大事だが、思考や考え方を変えることも同じくらい重要だ。僕の場合は5つの地獄を経験して、さまざまな生活習慣の改善に取り組みながら、同時に書籍などで勉強したことを紹介しておく。

 

「会社に行こうとしても体が動かなくなるのはなぜだろうか?」

休むと翌日はもっと会社に行きづらくなるものだ。現実逃避したくなる衝動は否定せずに「あるがまま」に受け入れてみてほしい。そして、今日をどう生きたいかを自分に問いかけてみる。

 

本書は筆者が失明してもなお、口述筆記によって書かれたものだ。自暴自棄にならずに自己実現に立ち向かう様子が刻銘に記されている。

森田療法 (講談社現代新書)

森田療法 (講談社現代新書)

 

 

もしも、会社に行けなくなったら・・・


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