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人生はSelfQuest

人生終わったと思ったら、そこからがスタートだった。

妹が結婚した。

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妹が結婚した。

妹はどちらかというともてる方だった。

いい人を見つけてすぐにお嫁に行くもんだと勝手に考えていた。

 

その妹がついに結婚した。

一度あった結婚話が立ち消えて、ようやく新しい縁があった。

思えば数年が経過していた。

 

最初の結婚話が立ち消えた際、妹は荒れた。

死を口にすることもあった。

それを必死に家族が支えた。

 

僕は離れた土地からそれを聞いていた。

僕にも結婚話が出ていた。

だが、僕のせいで妹の結婚話がなくなったらしかった。

 

今思えば、僕のせいだと真に受ける必要はなかった。

僕だけでなく、家族全員のせいにしていた。

でも、妹の言葉を無視するわけにはいかなかった。

 

逃げた相手の男を恨むこともできた。

ただ、恨んでも妹は救われなかった。

そんな男と一緒にならなくてよかったと言い聞かせるしかなかった。

 

そんな妹が結婚した。

数年ぶりにとびきりにいい笑顔をしていた。

僕はうれしかった。

 

ときたま涙の混じるいい式だった。

家族以外にも多くの人に支えられたようだった。

僕は遠くから見守ることしかできなかった。

 

何かプレゼントを贈りたかった。

形に残るプレゼントを贈りたかった。

幸せになってほしかった。

 

小洒落たプレゼントは僕には似合わない。

多少実用的で思いが伝わるもの。

今の幸せが変わらず、末長く続きますように。

 

地元から帰ると、僕は風邪をひいた。

慣れないことをやるもんじゃない。

苦しみが時間とともに薄れるように、この気持ちもやがて消え行くだろう。

 

 

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