疲れているなら銭湯に行こう!安くて簡単温泉気分のすすめ
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僕が銭湯に行きだしたのは、あるカウンセラーから熱心にすすめられたのがきっかけだ。とにかく長湯をするよう言われたが、これが効果てきめんだった。しかも、銭湯なら行きたいときに気軽に寄れて、何より安いので続けられている。
銭湯はすぐ効果が出て、気持ちいい
毎日の生活習慣を改善するような話は効果を実感するまで時間がかかる。その点銭湯はリラクゼーション効果もあるので、すぐにいい気持ちになれて、効果を実感しやすい。行って損をしたと思うことはほとんどないはずだ。
身体を温めることは万病に効く。しっかりと体を温めて血行がよくなれば、湯を出てもその効果はかなり持続する。
銭湯ではスマホを使えないというメリット
パソコンやスマホが手放せない現代人はそれだけで疲れをためがちだ。日々癒しを求めてネットを彷徨うが、そのせいで逆にストレートネックなどになってますます疲れている。
ストレートネックとは?
正常な状態よりも首の骨が真直ぐになってしまっている状態を「ストレートネック」といいます。その“状態”を指すものであり、病名ではありません。
頚椎のカーブがなくなってストレートネックになっていると、頭の重さを骨で支えきれないために、首や背中の筋肉にも負担がかかり首周辺の動きも制限されます。
その点、銭湯にはパソコンもスマホもなかなか持ち込めない。必然的に目や首を休めることができるようになる。是非いろんな湯に入ってのぼせない程度に長湯してほしい。
ちなみに僕は2時間ほどかけて毎回疲れを取りきるようにしている。元取りたいしね。
銭湯ではできて、風呂ではできないこと
家で長風呂もいいが、温泉気分と言うほどの効果は得られない。ずっと同じ湯、同じ温度だと飽きてしまうしのぼせてしまう。銭湯だとサウナや水風呂を織り交ぜたりできる。
銭湯では心置きなく手足を伸ばして力を抜いてほしい。気持ちの良さに自然と口元が緩み、あれこれ考えずに無心になれる。狭い風呂で窮屈に手足を折り曲げる必要はない。
風呂に窓がない家も多いと思うが、あっても換気用の小窓がほとんどだ。銭湯なら雄大な富士のペンキ絵を眺めてもいいし、露天があれば月明かりに照らされる湯気の動きを目で追いかけてもいい。
僕は毎朝早起きして家でも長風呂する時間を作っているが、それでも1時間が限界だ。長風呂するためにスマホや本を持ち込んでいる。
続かない人にも銭湯はおすすめできる理由
銭湯はなかなか継続できない人に特におすすめだ。
すぐ効果を実感できること、これが大きい。ブログだって語学だってそうだが、なかなか効果が出ないものは挫折する人が多い。
そして、パソコンやスマホを手放して、簡単に非日常の空間に入り込めること。手軽に簡単温泉気分が味わえるのだ。少しの距離でも外を歩いて行くからこそ味わえる部分もある。
運動が続かない人にもおすすめだ。身体を温めることで血行をよくし、運動不足を補ってくれる。もちろん運動した方が効果があるに決まっているが、要は続くか続かないかの問題だ。
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本当にこれだけ?銭湯の探し方
まずはGoogleマップを開いて「銭湯」と打って近隣を検索してみてほしい。以上だ。
家の近くになかったらごめんなさい。だけど、仕事や遊んだ帰りに寄るのはどうだろうか?Googleマップになかっただけかもしれないので、一度ググってみてもいいかもしれない。
家の近くにあった人はおめでとう。小さな銭湯の場合も趣があって味わい深いものだし、スーパー銭湯の場合は高い代わりに広くて設備が充実している。もちろん駅前サウナでもいい。
僕の場合は幸運にも家から歩いて10分ほどのところに、昔ながらの趣を残しつつ若干広めの銭湯を見つけることができた。
手ぶらでもいい?銭湯に行くための準備
さすがに財布か回数券くらいは持って行く必要があるが、それ以外は正直手ぶらでもいいくらいだ。
最低限必要になるお金だが、例えば東京で公衆浴場に指定されている銭湯は大人1人460円と決まっている。財布にそれ以上あればいいので、あまり手持ちも気にせずにふらっと寄ればいい。
公衆浴場
普通公衆浴場(一般公衆浴場。物価統制令を受け、入浴料金が定められるもの)
どこも貸しタオルくらいはあるので、手ぶらでもプラス50円くらい払えばもう何もいらない。銭湯だって年々減っているので新規顧客を呼び込みたいはずだ。あれこれ考えずに飛び込んでみればいい。
飛び込んでからどうする?銭湯の入り方
番台でお金を払うか券売機で買ったチケットを渡し、男湯か女湯ののれんをくぐる。かごかロッカーに服を脱ぎ捨て裸になったら、タオル片手に濡れた床で滑らないように注意しながら浴場に入る。メガネや腕時計をしたまま入らないように注意しよう。
湯につかる前に、体を洗うかかけ湯をするかして体の汚れを落す。最初は身体も冷えているので、熱めの風呂から入っていくのがよい。
その後は別の湯に移動したり、湯から出てほてった体を冷ましたりしながら時間を過ごす。そのまま長湯をしていると、ある時間を越えたあたりから、急に思考と感覚に変化が訪れる。頭でぐるぐる回っていた思考も収まり、無心になって自然と声が漏れるようになる。そのタイミングが訪れるまでなんとか頑張って長湯してみてほしい。
サウナがあれば水風呂と交互に3往復、露天風呂や炭酸泉があればゆっくり10分以上を3セット入るのが僕のスタイルだ。
銭湯にいる人ってどんな人?
銭湯といえば、じじばばの世界と思われるかもしれないが、実際は若者から子供まで広く老若男女が訪れている。たまに刺青の団体さんにサウナで囲まれたり、乙女っぽい素振りの男と目が合ったりするが、それもまた一興だ。
体型の方も、マッサージなどの指圧が効きにくそうな太めの人や、骨と皮しかなさそうなガリガリの人、スポーツマン風のマッチョマンなど多種多様だ。
女湯からもたまに若い声が聞こえてくる。待合室であぐらをかきながら新聞を読む無造作美人にも遭遇したことがある。風呂上がりなのでもちろんノーメイクだ。残念ながら、その後足しげく通っても二度とお目にかかれていないが。。
おわりに
サウナや水風呂は食わず嫌いな人も多いと思う。僕もそうだった。だが、温度差が大きいほど、身体が自律神経の「興奮」を司る交感神経と「休息」を司る副交感神経を切り替えるタイミングを意識できるようになる。
もちろん首肩こりや不眠症にも効果がある。まずは体を温めて麻痺した感覚を取り戻し、たまった疲れに気づくことで今後の対処を練る。速効性のある銭湯は、気づきのスタートに最適だ。
「疲れているのにどうしてもスマホが手放せないのはなぜだろうか?」
「気を紛らわそうとしても嫌なことが頭から離れないのはなぜだろうか?」
僕は銭湯に行かないで後悔したことはあっても、行って後悔したことは一度もない。
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