依存症はドーピングみたいなもの
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アルコールやニコチンへの依存は、日々ドーピングを繰り返すようなもの。昔の自分を振り返って、最近そんなふうに思うようになった。
大きな大会に向けてドーピングに手を出すように、明日に向けてアルコールを摂取する。
大会に向けた最後の追い込みでドーピングに手を出すように、今を乗り越えるためにニコチンを摂取する。
ドーピングするときは、「今回だけ」と思っている。だけど、そのときの感覚が忘れられなくて、またドーピングを繰り返す。
そうやって、楽なほう、楽なほうへと流されていく。いつの間にか、人はドーピング漬けになってしまう。
あとで大きなしっぺ返しが来ることを忘れてしまう。必死に忘れたふりをするようになる。
最近の僕は、あえて楽ではないほうを選択するようにしている。ただし、無理せず少しずつ。
自分が楽になりたいだけの行動をするくらいなら、何もしないという選択肢を取る。それならできる気がしてくる。
依存症に限った話ではない。日常的に、そう心がけるようにしている。
人間は言い訳の天才だ。楽できるように、自分に対して言い訳を考え出す。都合の悪いことは忘れたふりをする。
焦って何かしようとせずに、感情の波が過ぎ去るのを待つ。そうやって、楽なほうに流されそうになる自分をコントロールする。
慣れてきたら、自分を奮い立たせてくれるような厳しい道にも挑戦してみる。そうやって、楽なほうに流されないように自分を鍛えていく。
うまくいかなかったこと、何度も失敗したことを繰り返すのはやめにしよう。
うまくいったこと、なのに忘れていたことを思い出そう。
明日は、新しい明日にしよう。
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